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僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
昔からなぞなぞが好きだった。
人に問題を出すのも、出されるのも好きだった。
みんな分からない問題が分かった時ほど嬉しかった。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
数学が昔から得意だった。
覚えたことを書くだけの文系科目より、論理で答えを出す数学のスマートさが好きだった。
解けた時のスッキリ感と疲労感が心地よかった。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
最初に行ったのは4年前くらいだろうか。
閉園後の煌びやかな「よみうりランド」から脱出しようと奮闘した。
結果脱出はできなかったけれども、すぐにまた次のリアル脱出ゲームに、次の物語に行きたくなった。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
カラオケやダーツバーや映画に行くことのローテーションだった「日常のエンタメ」に、強力なレパートリーが増えた。
非日常な空間の中で、情報共有と役割分担をして目の前の謎に立ち向かい、クリアしていく楽しさったらない。
もう50回近く行ってしまった…あんなに楽しいもの、他にあるだろうか?
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
SCRAP社長、加藤隆生さんのピュアで真面目で少年のような愚直さが好きだ。
そして物語に入る体験を自分で作り上げ、物語体験への飽くなきこだわりを持ち続ける加藤さんが好きだ。
「巨大神殿からの脱出」の時にもらったサインは今も大事にしている。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
そんな加藤さんが作り上げたもう1つの作品としての「SCRAP」が好きだ。
大きなコラボをやったり、アイドルプロデュースをやったり、実験的な企画をやったり。
好奇心の旺盛さとクリエイティブへの意識の高さに惚れ惚れしている。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
そんな加藤さんとSCRAPが強い思い入れを持って作り上げた「TOKYO MYSTERY CIRCUS」が楽しみでしょうがない。
でも、あえてすぐにはいかない…好きなものは最後まで取っておくタイプだ。
この「楽しみな気持ち」すらも楽しいのだ…すぐに終わって欲しくない。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
加藤さんのこのブログを読んでさらに好きになってしまった。
物語体験は人を救う。
そんなこと、思ってもみなかった…加藤さんはさらに高みを目指している。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
最近、クリアすることにこだわらなくなった。
リアル脱出ゲームに行ったことがない人と一緒に行って、楽しさを知ってもらうことが何よりも楽しい。
これからもたくさんの人にリアル脱出ゲームを知ってほしいなと思う。
僕はリアル脱出ゲームが好きだ。
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余談
TOKYO MYSTERY CIRCUSオープン、おめでとうございます!
中にある公演も楽しみですが、TOKYO MYSTERY CIRCUSが託児所と提携したのは涙が出るほど嬉しかったです。
小さい子供の親をSCRAPは見捨ててなかった……ありがとう、SCRAP!
SCRAP少年探偵団 団員より。
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余談2
本でもリアル脱出ゲームは楽しめるので、ぜひ!
リアル脱出ゲーム1回分以下の値段で、5〜6時間楽しめるので、メチャメチャおすすめです。
本のしかけに驚くこと、間違いなしです。
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