今の仮想通貨はバブルだと思うけどワクワクしてしまう理由

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仮想通貨はビットコインとイーサリアムだけ少し持っている坂口です。

最近、特にTwitter界隈だと仮想通貨熱が異常に高まっていることを感じます。

私も個人的に仮想通貨を勉強していて個人的に思うことがあるので、今の時点での考えをまとめてみます。

今の仮想通貨はバブルだ

僕は、仮想通貨はバブルだと感じています。

前提として「バブルかどうか」なんて、正直誰も正解を知らないし、バブルが弾けてから初めて検証できるものなので、どうやったって「意見」以上になりません。

あくまで個人の意見として捉えてください。

僕の根拠は「歴史は繰り返す」という点です。

今、これだけインフラ化し成長を続けているインターネットも、1999年〜2000年にかけて「ドットコムバブル」という形でインターネット関連株が軒並み下がる事件がありました。

その時と同様の過熱を仮想通貨に感じます。

1995年にWindows95が発売されてからインターネットは特に盛り上がり、1999年…つまり4年後にバブルが弾けています。

今はもっと業界や情報流通のスピードが早まっているので、下手すると1〜2年以内に大きく弾けるのでは……と読んでいます。

もちろん、ドットコムバブルは資本主義における市場原理に基づくものなので、仮想通貨と基本ルールは異なります。

しかし、結局は人が価格を決めているという根本は変わりません。

そして人の「気分」で価格は変動するため、その「気分」が大きく落ち込むような事件が起きた瞬間、弾けるのではないでしょうか。

(あと、インフルエンサーが安い草コインを買って、フォロワーに買いを煽って、コインの価格上げて売り抜ける……みたいな事例も出ているので、こう思うというのもあります。)

バブルが弾けてからが本当の仮想通貨

ただ、僕はバブルが良くないものだとは思いません。

インターネットだってバブルを経た上で大きな成長を遂げています。

なので今の時点で仮想通貨を元にしたビジネスをやること自体はむしろどんどんやるべきです。

ただ、現状「通貨」として使用するには価格変動も激しく、価値の保存や交換をしづらいツールになってしまっています。

通貨としての価値が安定した上で、本当の「仮想通貨」になっていくと考えています。

仮想通貨は「価値を可視化」する

仮想通貨の本質は「価値の可視化」です。

今までの資本主義では目に見えない価値を可視化し、その価値を流通できる形にしたものが「仮想通貨」です。

佐藤航陽さんの「お金2.0」では、この仮想通貨が当たり前になると「資本主義」ではなく「価値主義」になっていくと述べられています。

Photo by Olga DeLawrence on Unsplash 週2冊本を読んでいる坂口です。 最近「箕輪本」にハマり...

私もこの考えに同意です。

今の資本主義は限界が来ています。

では次の経済のルールは何になるかと言われると、この「価値主義」だと確信しています。

なぜなら「価値主義」が資本主義のあらゆる課題を解決しているからです。

インターネットと仮想通貨が同じように語られる理由

よく「仮想通貨は次のインターネットだ」と言われます。

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これはインフラになるという意味で語られますが、私は少し違った感覚を持っています。

それは「今まで見えなかったものが可視化される」という点で共通項がある、という観点です。

インターネットは2chやデータによって、目に見えない「人の心」を可視化する役割を果たしました。

仮想通貨は同様に、目に見えない「価値」を可視化します。

価値が可視化されることによって、無限の可能性が広がっています。

今まで流通できなかったものが流通したり、新しい価値が発見されるわけです。

これは偉大なイノベーションであり、可能性の塊です。

仮想通貨にはワクワクしてます

最初「仮想通貨はバブルだ」と否定的に入りましたが、今仮想通貨にとてもワクワクしています。

ただ、バブルが弾けるまでは静観しつつ妄想して、弾けた後に何か仮想通貨・ブロックチェーンに関する「何か」ができるように、アクションをしていくつもりです。

以上が私の考えです。

ただ、まだまだ勉強したいと思っているので、勉強会などありましたらぜひ誘って頂けるとうれしいです!

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