ビジネスで使える「人を動かすストーリー」に必要な4つの要素

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サラリーマンブロガーの坂口です。

日々、伝えることに四苦八苦しております。

先日あるイベントで、300億円以上の年間売り上げがあった上場企業の創業者が、過去の成功体験を共有してくださる機会がありました。

その方が教えてくれた「人を動かすストーリー」の4つの要素がとても参考になりました。

「人を動かすストーリー」の4つの要素

その要素とは下記の4つです。

①結果

②実証

③安心

④信用

創業者の方が「この4つは通販では鉄板のフォーマットなんだよ」とも教えてくださったので、通販の事例とあわせて説明していきます。

①結果

まずはストーリーの結果を伝えます。

オチを最後に言うということですね。

「ストーリー」というと起承転結で話すと思い込んでしまいがちです。

しかしオチが1番インパクトがあることなので、そこで気を引かせたり驚きを与えることで、ストーリーに注目してもらえるようになるわけです。

通販で言うと・・・

「この商品を使うと、驚くほどヤせるんです! 」といった一番最初のウリ文句を指します。

②実証

その結果になった理由を詳細に説明します。

「本当にそういう結果になった」ということを証明していくのです。

そのためにも、言葉だけではなく目に見える形で結果を示す必要が出てきます。

通販で言うと・・・

「実際に商品を使ってみたら、なんとウエストが-12cmも!」といった形で比較画像が出る場面が「実証」にあたります。

③安心

実証されたことを理解しても、それを理解しているのはあくまで自分だけです。

なので「人がどう言っているか」といった情報を伝えることで「安心」してもらうことが重要です。

通販で言うと・・・

有名人「私も使ってみたんですが、本当におすすめです!」といった場面がそれにあたります。

④信用

最後に安心してもらった上で、ダメ押しでストーリーで伝えたいことを信用して貰う必要があります。

そのためには権威やブランドの力を利用すると良いです。

通販で言うと・・・

「秘密はこのNASAで発明された技術。これが使われているんです!」といった場面がそれにあたります。

小手先だけでは通用しなくなってきているので、ご注意を!

この4つの要素は、今後ストーリーを伝える際にとても使えるなと話を聞いていて感じました。

しかし、生活者はどんどん賢くなっているので、実証の画像を見せても、有名人が嘘くさく「おすすめです!」と言っても、信じてもらえません。

今後その流れに合わせた、新しい「実証」や「安心」形を感がなければいけなくなっています。

もしかしたら、新しい通販のスタイルが誕生するかもしれませんね。

Twitterの口コミを使って「安心」を生んだり、「実証」もタイムラプス動画で表現していくなど、嘘をつけない状況をいかに作るか、を今後は考えていく必要がありそうです。

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