ビジネス本というより、生き方の本だった 「多動力」を読んで

三十路が近づいてきて、将来に不安を抱えている坂口です。

堀江貴文さんのヒット本「多動力」を読みました。

読み始めたきっかけは、Newspicksアカデミアに入ったことです。

Newspicksアカデミアの運営の1人に、幻冬舎の編集者の箕輪厚介さんという方がいらっしゃいます。

この方が編集した「人生の勝算」や「モチベーション革命」を直近で立て続けに読んでいて、他の本も読んでみようと思い、箕輪さんが編集した「多動力」も読んでみようと思い立ったのです。

コミュニティマネージャー見習いの坂口です。 最近「コミュニティ」の話題が世の中的にも盛り上がっているなぁ…と感じています。 ...
人生に迷っている坂口淳一です。 本の書評に入る前に、少し私の話をさせてください。 私はWebディレクターとして仕...

読んでみて、個人的に刺さった部分や、思うところがあった部分をご紹介します。

1/10000ではなく、1/100を3つ作ろう

章の1つに「三つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になる」というものがあります。

これと同じことを、別のところでも教えて頂き、非常に印象に残っていました。

私は今年の夏まで「さとなおオープンラボ」という講習に通っていました。

2013年夏より始めた「さとなおオープンラボ」。おかげさまで東京は第七期、関西は第二期が終了し、270人の仲間が出来ました。1クラス12名(関西は21名)の少人数制なので、21クラス終了したことになります。 で、今回『東京八期』をやることにし、募集を開始したいと思います(前回、東京3クラスと関西クラス日帰りを同時期に開...

そこで「1/100を3つ重ねたら、100万分の1の存在になれる」という話があったんですね。

この話を聞いて「僕は1/100だと言えるものがあるだろうか」と悩んでしまいました。

ただ、なりたいものでいうと「プロダクトマネージャー x コミュニティマネージャー x ブロガー」なのかなと。

今まで開発ディレクションを中心に、企画やマーケティングや人事など幅広く事業づくりに関わることをしてきました。

この延長線上に「プロダクトマネージャー」としてのキャリアがあるのかなと考えています。

あと最近はもっぱら「コミュニティマネージャー」に興味があります。

自分でも「コンテンツ飲み」というコミュニティを作り、運営し始めています。

まずは1000人のコミュニティにできるように頑張っていきたいなぁと思っています。

このブログも、1年間毎日投稿することを今の目標にしています。

でも本当に1,2年で人生変わることってあると思っていて、このブログで人生変えていく、または変わっていければという思いもあります。

ゆうこすさんも2年ほどで人生が変わったそうなので、僕もめげずに頑張ってみようかなと。

「モテるために生きている」―…“ゆうこす”の愛称で親しまれる菅本裕子(22)。2015年の「ミスiD 2016」準グランプリ受賞をきっかけに注目。「モテるために生きている」をテーマを掲げ、SNSやイベントでのモテ講座やメイク講座などが話題となり、女性を中心に支持を集めている。そんなゆうこすはもともと、HKT48メンバー...

「今更ブログかよ」とか言われるかもしれませんが、続けることに意味があると考えているので、それが肩書になるくらいに続けていきます。

仕事を選ぶ勇気⇔選ばれる仕事をつくる必要性

「仕事を選ぶ勇気」という章にも思うことがありました。

最近目立っているキンコン西野さんも、ゆうこすさんも、自分のブランドを毀損しない仕事しかやらない、という話が何度も出てきます。

堀江さんは、自分の時間を作るために、無意味な仕事はやらないという観点で「仕事を選ぶ」と話されています。

いずれにしても、仕事がだんだんと選ばれる時代になってきていることを示唆しています。

同時に、選ばれる仕事をつくる、選ばれる工夫をする重要性が高まっているということです。

選ばれるようにするためには、その仕事が好かれるようになること。

仕事はたいてい事業にひも付きますから、好かれる事業を作る必要性があります。

ということは、その事業を好きになる人を増やすための方法が重要になってくると思っていて、私はそれの1つの答えが「コミュニティ・マネジメント」なのではと考えております。

その事業を好きな人が、人に対してその事業を紹介したくなる、そういう仕組みを作っていくスキルが今後世の中に必要とされていくのだろうと考えています。

もちろん個人としても、自分と合わない仕事をやらないための仕組みづくりをしていかなければと、改めて考えるようになりました。

恥をかいた分だけ幸せになれる

「恥をかいた分だけ幸せになれる」という章もグサッときました。

恥をかくことを今まで避けてきたな、という負い目があるからです。

親からは常に安定志向を求められ、大きな会社に行くことを就職活動のときにも望まれていました。

そのような親に育ったこともあり、決断をする時に常に「リスクヘッジ」を念頭に置いてしまうんです。

でもそんなリスクはちっぽけなもので、もっとチャレンジをして、失敗をして、恥をかく必要があるなと。

早速恥を書くべく、近日中に自分のちょっと恥ずかしい思い出話をブログに残してみようと思います。

「多動力」はこれからの自分の生き方にとても参考になることが詰まっていました。

私のように人生を思い悩んでいる人にはおすすめの本です。

ぜひ読んでみてください。

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