ビジネスでよく使うコミュニケーション方法を分類してみた

会社でチームリーダーをやっている坂口です。

同じチームのメンバーが、プロジェクト内でのコミュニケーションの方法が適切ではなかったんですね。

具体的に言うと、議事録を残すべきところを、ずっと対面でやり取りしてしまったんです。

なので「コミュニケーション方法を分類して、適切な方法を都度検討してみると良いのでは?」とフィードバックしたんです。

で、「そういえば自分でも分類してみたこと無いな…」という事に気づき、ちょっと分類してみました。

分類項目1:同期/非同期

最初にどのように分類するかを検討する必要があります。

1つ目の項目は「同期」「非同期」です。

同期コミュニケーション

これは同じ時間を過ごす必要があるコミュニケーションです。

会議や電話あたりが該当します。

ホリエモンが「多動力」の中で、最も嫌っていたコミュニケーション方法ですね笑

リードタイムが早くなるというメリットがありますが、強制的に同じ時間を使う必要がありストレスが高いというデメリットがあります。

非同期コミュニケーション

これは同じ時間を過ごさずにできるコミュニケーションです。

メールやチャットなどが該当します。

リードタイムが長くなってしまうのですが、スキマ時間にコミュニケーションができるのがメリットです。

分類項目2:フロー/ストック

続いては「フロー」と「ストック」です。

そのコミュニケーションによって生じる情報の性質を分類します。

フロー情報

これは情報が生まれた瞬間は価値が高いのですが、時がたつに連れて価値が低くなってしまう情報です。

電話やチャットはフロー情報ですね。

プッシュ型で情報が送られてくることが多いです。

そしてやり取りをスムーズに進めるために使用されるため、情報のスピード感が重要です。

ちなみにフロー情報を整理して残すと、ストック情報に変化します。

ストック情報

これは後から参考にすることに適した情報です。

Wikiはストック情報に該当します。

プル型で情報を得る時に活用され、時間の経過はあまり関係ないことが多いです。

そして後から参考にする時に正しい情報を参照できる必要があるので、情報の正確性が重要になります。

分類方法3:場所の制限のあり/なし

これはあまり説明の必要がないかとは思いますが、場所の制限があるかないかです。

分類方法4:工数

4つ目の分類方法は、工数です。

そのコミュニケーションをするのに、どれくらいの工数がかかるか、で分類します。。

もちろん時と場合に寄るのですが、どれくらいかかることが多いか、という分類の仕方になります。

少/中/大 で分類します。

分類方法5:リードタイムの長さ

最後の分類はリードタイムの長さです。

実際にコミュニケーションが完了するのにどれくらいのリードタイムがかかるかです。

これも時と場合に寄るのですが、どれくらいかかることが多いか、という分類の仕方になります。

これは短/中/長 で分類します

分類してみた結果

分類してみた結果がこちらになります。

・・・で?となりそうなので、分類してみた気づきも載せておきます。

気づき1:同期コミュニケーションとWikiの補完性

同期コミュニケーションとWikiって、見事に補完関係(全部逆)にあるんですよね。

足りないところを補い合っているから「同期コミュニケーション+議事録を残す」が鉄板のコミュニケーション手法なんだと気付かされました。

ここ、面倒くさいからサボりがちなのですが、サボらずにやりましょう。

気づき2:Slackの万能感と弱点

Slackってフロー情報なのですが、各チャットにURLが付与されることと、検索性が高いため、ストック情報になりうるんですよね。

「あぁ、だからSlackって便利なんだ」と分類してみて気づきました。

「メールはゴキブリ」発言もこの前出ましたが、メールだとURLのようにすぐに共有することが難しいんですよね。

それに検索性もそこまで高くない。

ただ、1点弱点として「変更履歴が残らないこと」かなと。

あとで情報変えられちゃうと、参考にしようとした時に「あれ、思っていた情報と違う」となると、仕事にも支障が出てしまいます。

この部分は、ストック情報としては弱いですよね。

とはいえ便利なので、これからもSlackを愛し続けてきます笑

いかがでしたか?

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