ウーマンラッシュアワーを見て「伝わること」について整理してみた

Photo by Andrew Measham on Unsplash

お笑いが大好きな坂口です。

昨日放送された「THE MANZAI」内のウーマンラッシュアワーの漫才がTwitterで話題を呼びました。

僕も見たのですが、普段のウーマンラッシュアワーの漫才に加えて、今のテレビにはない批評性が溢れていたこと、そしてオチの新規性に驚きました。

今後のウーマンラッシュアワーの漫才も楽しみですが、今回の漫才を見て思ったことがあるので書いてみます。

「伝わるスタイル」を確立する重要性

今回の漫才のフォーマットは、2,3年ほど前からウーマンラッシュアワーが得意としていたスタイルでした。

そのフォーマットのコンテンツを批評に変えて、これだけのインパクトを残しました。

今回の漫才をテレビで流したフジテレビも素晴らしいですが、テレビに耐えうる面白い漫才フォーマットを作っていたウーマンラッシュアワーも素晴らしいなと。

同時に、伝えたいことを伝えるためには、まず自分なりの「伝わるフォーマット」を作ると伝わるのだと強く感じました。

世の中に対して言いたいことがある人って多くいると思うのですが、大半は「自分が気持ちよくなる形で言う」ことで、そのメッセージは伝わらずに終わってしまっています。

Twitterはそんなツイートで溢れています。

思いが強くても伝わらないと意味がない。

そういう意味で「まずは、伝わるフォーマットを作る」「次に、伝えたいことをフォーマットに載せる」という順番が本来は正しいわけです。

今回のウーマンラッシュアワーの漫才は、ちゃんと面白いフォーマットとしての漫才の型があったからこそ、テレビ側も流すジャッジがしやすかったのではないでしょうか。

伝わるタイミングで伝える

もう1つ、今回はタイミングが抜群だったなと。

村本さんのツイートを見るに、今回の漫才は前から地方営業などでステージに下ろしていたネタのようです。

年末の漫才特番は視聴率が上がるし、THE MANZAIは全国放送なので、より多くの人に伝わります。

また「実際に流されるか」という点についても、年末なので時事ネタの総括はウケが良いし、爆笑問題が毎回THE MANZAIで時事ネタをやるので、素地があったわけです。

もちろん本人から直接聞いたわけではありませんが、狙ってこの番組に当ててきたのではないでしょうか。

伝わるフォーマットが完成し、自分が伝えたいメッセージを載せたうえで、「伝わるタイミング」で伝えることが重要なのだと気付かされました。

伝えたい事が多くの人に「伝わる」ための3ステップ

まとめると、今回のウーマンラッシュアワーの1件で、伝えたい事が多くの人に「伝わる」ためには下記の3つが重要です。

1.伝わるフォーマットを作る

2.伝えたいことをフォーマットに載せる

3.伝わるタイミングで伝える

私もこのブログで多少なりとも「伝わる」努力をしているので、今後この3ステップを意識していこうと思ったのでした。

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