自分のディレクション力を知りたい人のためのチェック項目5つ

Webディレクター歴7年の坂口です。

僕は社内でディレクションを教える機会が多々あります。

その時に、まず最初に教えられる人がどれくらいディレクションができているか、チェックをします。

その時に使用するチェックリストをご紹介します。

チェックリストの意味

このチェックリストは2つの意味があります。

1つは、自分自身のスキルをチェックするため。

もう1つは、仕事のパツり具合をチェックするためです。

まだディレクションをして間もない場合は、スキルチェックとしてチェックリストが役立ちます。

逆に、ある程度ディレクションを経験している場合、スキルよりも仕事量に問題がある場合があります。

私も仕事が多すぎてディレクションがうまくいかないときがありました。

ディレクションの質が下がると、最終的なアウトプットの質も下がるので、質を上げる意味でもこのチェックリストは有効です。

ディレクションできてる度チェック

みなさんはどれくらい当てはまっているでしょうか?

「○○ってどうなりました?」って、同じチームの人に週に1回以上聞かれる

ディレクションができている人は、進捗は「確認する」ものであり、「確認される」ものではありません。

チームメンバーに進捗を聞かれている場合は、ディレクションができていないといえるでしょう。

「○○っていつやるの?」って関係者からPJに週に1回以上は聞かれる。

これを聞かれるということは、スケジュールの共有がチーム内でできていないということ。

キックオフの時にしっかりとスケジュールは共有しましょう。

人に依頼したことのリマインドを忘れてしまう。

人をディレクションする前に、自分のディレクションができてないパターンその1です。(あとでその2が出てきます)

TODO管理はディレクターの基本スキルなので、しっかりとできるようにしましょう。

ちなみにTODO管理の手法はGTDがおすすめです。

僕は5年以上活用しているのですが、タスクのヌケモレが本当に少なくなりますし、ストレスが軽減するためおすすめです。

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ここ1ヶ月で、締め切りに遅れて迷惑をかけてしまったタスクがある。

人をディレクションする前に、自分のディレクションができてないパターンその2です。

ディレクターは自分が締め切りを守らないと、「あ、締め切りは守らなくても良いんだ」とチームの人に思わせてしまうことになります。

なので自分のタスクの遅延は致命的なのです。

絶対に自分のタスクの締め切りは守りましょう。

もし守れないほどタスクが多い時は、上長に相談するなどして、もう1人ディレクターを付けてもらうか、チームのメンバーに各自のタスク管理をお願いするなどして仕事を分散する必要があります。

アウトプットの質が上がらず、施策の効果が良くない。

アウトプットの質が高くない場合は、ディレクションの質が高くない可能性が高いです。

施策だったりクライアントの評判が悪い場合は、ディレクションの質が悪くなっていないか見直してみましょう。

いかがでしたでしょうか?

もし当てはまる部分がある場合は、ディレクションの質が低いということ。

ディレクションのどこが悪いのか、自分で分析してみましょう。

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Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash